オペ看向いてる人ってどんな人?向いている人の5つの特徴!

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オペ看向いてる人ってどんな人?向いている人の5つの特徴
後輩Ns

オペ看に向いている人ってどんな人なのかな?
わたし、向いてないかも。

なつ(先輩Ns)

わたしもオペ看に憧れてオペ看になったけど、向いてないかもってよく悩んでいたよ。
今回は、わたしが手術室で働いて感じた、オペ看に向いている特徴を5つ紹介するね。

オペ看になりたいなと思っても、自分がオペ看に向いているのかなと悩んだり、実際にオペ看になったとしても、オペ看向いてないかもと悩む方は多いですよね。

悩んでいるときって、自分が向いているのか、向いていないのか知りたくなりますよね。

そこで今回は、わたしが10年以上手術室勤務をしたなかで、オペ看に向いているなと思った特徴を5つご紹介します。

オペ看に向いているか知りたい方、悩んでいる方の参考になると嬉しいです。

この記事を書いた人
なつ

なつ

2次救急の中規模病院で働く、現役の手術室看護師です。

看護師経験は10年以上、手術室看護師歴はトータル10年になりました。

手術室看護師の観点から、手術室看護師に役立つ情報を発信しています。

手術室看護師に興味のある方、手術室看護師の方の参考になれば嬉しいです。

目次

学ぶことが苦でない人

勉強
後輩Ns

勉強が嫌いじゃない人ってこと?

なつ(先輩Ns)

そうそう。
好きじゃなくてもいいけど、勉強するのが無理って人は向いてないかも。

手術の術式、解剖、麻酔、薬など手術につく際には勉強が必要です。

1度ついた手術だとしても、新しい器械が入ったり、その器械を使用することで術式の流れが変更になると、また新しく学び直す必要があります。

日々医療は進歩しているので、勉強に終わりはありません。

手術室で日々学びがあるなかで、勉強が嫌で嫌でたまらない人は、日々の業務がストレスになってしまいます。

なつ(先輩Ns)

勉強は好きでなくてもいいけど、嫌いじゃない人。
新しいことを学ぶのが苦でない人が向いているよ。

わたしも勉強は好きなほうではありませんが、嫌いではないです。

勉強が好きで、新しいことを学ぶのが楽しいという人は、手術室の中でもとってもいきいきとしています。

わからないときにヘルプを出せる人

後輩Ns

わからないときにわからないって言える人ってこと?

なつ(先輩Ns)

そう、ちゃんとわからないときにわからないって言える人はオペ看に向いていると思うよ。
手術中にわからないからって自己判断するのはとっても危険だよ。

医療職では、わからないときに自己判断でおこなうことはとっても危険です。わからないときや不安なときに自分からしっかり発信することが大切になってきます。

新人さんの場合は、先輩も注意して確認したり、声をかけたしますが、2年目以降になると先輩から声をかけることは減っていくので、自分から発信していく必要があります。

なつ(先輩Ns)

わたしも久しぶりの手術についたときや、ど忘れして困った時にはヘルプを出して教えてもらうこともあるよ。

なかには先輩が怖くて声をかけられなかったり、バタバタしているから声をかけにくいこともあると思います。

でも手術室では、1つの間違いが命を左右することもあります。

自信がなかったり、わからないけどこうだったかもという曖昧な気持ちで行うことで、取り返しのつかない事態がおこることもあります。

怒られるかもしれないと聞けない方もいますが、それは自分に意識が向いているためです。

患者さんのことを一番に考え、間違いを起こさないためにも、自信がなかったり、わからないときにしっかりヘルプを出せる人がオペ看に向いています。

疑問に思ったことを確認できる人

疑問
なつ(先輩Ns)

疑問に思ったときに、しっかり確認できることも大切だよ。

いつもと違う手順ですすむ手術、普段あまり使わない物品や薬剤の指示、手術中いつも使う物品を使わない時など、「あれ?」と思うことがあります。

そんなとき、どうしますか?

後輩Ns

今日はいつもと違うんだなって思うかも。

なつ(先輩Ns)

そう思うことも多いと思うけど、「いつもと違う」とか「あれ?」と思ったときに、確認できる人がオペ看に向いていると思うよ。

違う手順ですすむ手術の場合、術前には予期していなかった事態が生じていることもあります。

術野をみて判断できるときもありますが、わからない時は頃合いをみて医師に確認します。

追加で器械の準備が必要だったり、手術室で在庫のない物品を使用する場合もあるためです。

手術を滞りなく終了するためには、先読みをおこなって、準備をしていくことが大切です。

そのためにも、疑問に思った際にしっかり確認することが大切になってきます。

薬剤や物品に関しては指示間違いや、指示忘れのこともあります。

もし疑問に思ったのであれば、しっかり確認することでインシデントやアクシデントを防ぐことができます。

コミュニケーションが取れる人

後輩Ns

コミュニケーションって患者さんとってこと?

なつ(先輩Ns)

もちろん患者さんとコミュニケーションを取れることも大切だけど、手術室では、他職種とのコミュニケーションも大切になってくるよ。

手術にはたくさんの職種がかかわってきます。

手術は、医師、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、委託業者など、様々な職種がチームで行なっています。

オペ看は、様々な職種と情報を共有して連携することで、チーム医療で手術をおこなっていきます。

その際に他職種とコミュニケーションが取れないと、手術が円滑にすすめられなくなることもあります。

患者さんはもちろん、他職種ともしっかりコミュニケーションが取れる人がオペ看に向いています。

冷静な人

冷静に対処
なつ(先輩Ns)

手術中には時には思いもよらない事態が起こることもあるよ。
そんなときに冷静に対処できる人はオペ看に向いているかな。

手術中には予期せぬ事態が起こることがあります。

たとえば、大量出血や急変、急な術式の変更、緊急度の高い手術などがあります。

予想していないことが起きると、どうしてもテンパったり、頭が真っ白になったりしますよね。

予期せぬ事態に、一呼吸ついて落ち着いて冷静に対応できる人はオペ看に向いています。

周りがテンパっていると、場の空気にのまれてしまうこともありますが、不思議なことに、誰か1人でも冷静な人がいると落ち着いて対応ができたりします。

みんなから頼りにされるオペ看は、予期せぬ事態に冷静に対応できる人が多いです。

手術が好きな人

なつ(先輩Ns)

実はこれが一番大切!
手術が好きな人はオペ看に向いているよ。

今までオペ看に向いている人をお伝えしましたが、一番大切なのは手術が好きということです。

いくらオペ看に向いている特徴を持っていたとしても、手術が嫌いだったら手術室ではやっていけません。

反対に、向いている特徴が少なくても、手術が好きであれば徐々にオペ看の向いている特徴に近づいていくはずです。

なつ(先輩Ns)

わたしもはじめは、オペ看向いてないなって思っていたけど、働いていくうちに徐々に向いている特徴があてはまってきたなって思うよ。

手術が好きであれば、オペ看に向いています。

自信を持ってオペ看を続けてくださいね。

まとめ

今回はオペ看に向いている特徴を5つお伝えしました。

オペ看に向いている特徴は、看護師としても大切なものが多いです。

コミュニケーション能力や、自分から発信していく力はどこの部署でも必要になってきます。

苦手な方でも、意識して行動すれば徐々に身についていくのでがんばってくださいね。

オペ看に向いているか悩んでいる方の参考になっていれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

なつのアバター なつ 現役手術室看護師

現役手術室看護師の「なつ」です。
看護師歴10年以上で、手術室看護師歴はトータルで10年になります。
このサイトでは、手術室看護師についての情報を発信しています。
手術室看護師について知りたい方の参考になれば嬉しいです。

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