ナースシューズの支給がないから自分で準備しないといけないけど、どんなのを選んだらいいの?
オペ室って普通のシューズ履かないよね?
ナースシューズの支給がない病院だと悩むよね。
今回はナースシューズを選ぶポイントと、手術室向けのおすすめを紹介するよ。
各職場で支給されることも多いナースシューズ。
病院によってはナースシューズの支給がなく、自分で購入して準備をする病院もあります。
そんなとき、手術室だと特にどんなナースシューズを選べばいいか悩んでしまいますよね。
また病院によっては手術室のみで許可されている靴の種類があったり、病棟へ行く際や院内研修用で手術室とは別にナースシューズを準備するように言われることもあります。
- 手術室でのナースシューズの選び方のポイント
- ナースシューズを選ぶ際に病院に確認しておくこと
- 手術室でのおすすめナースシューズ
手術室でのナースシューズ選びに悩んでいる方は参考にしてみてね。
なつ
2次救急の中規模病院で働く、現役の手術室看護師です。
看護師経験は10年以上、手術室看護師歴はトータル10年になりました。
手術室看護師の観点から、手術室看護師に役立つ情報を発信しています。
手術室看護師に興味のある方、手術室看護師の方の参考になれば嬉しいです。
手術室でのナースシューズの選び方のポイント3選
まずは手術室向けのナースシューズの選び方のポイントを3つにわけてお伝えするよ。
- 水洗いできて乾きやすい
- 安全性はどうか
- 疲れにくいか
水洗いできて乾きやすい
なんで水洗いできて乾きやすいほうがいいの?
手術室って気がついたらシューズに血がついてることが多いんだよね。
だから、じゃぶじゃぶ洗って清潔にできるシューズがおすすめだよ。
手術室では日々の業務のなかで、血液が飛んできたり、術野から垂れてくる血液や洗浄水などで汚れることも多いです。
汚れたシューズをずっと使い続けるのは衛生的によくないですし、患者さんの不安をあおる危険性もあります。
患者さんがふとオペ看の足元をみたとき、シューズに血がついていたら手術に対して不安になっちゃうよね。
手術ってただでさえ不安なのに、オペ看が不安を増やすのはよくないね。
病棟のように汚れた際に買い換えと思っていると、毎日のように汚染のリスクがある手術室では、かなりのコストがかかり現実的ではありません。
そのため、汚れた際にじゃぶじゃぶ水洗いできて、乾きやすい素材のものだと使いやすくておすすめです。
日勤終了の際に洗浄して、翌朝乾いていれば、業務にも支障なく使えるので便利です。
安全性はどうか
ナースシューズに安全性?
どういうところに気をつけるの?
大事なのは足の甲に穴が空いていないタイプの靴を選ぶことが大切だよ。
自分が気をつけていたとしても、針やメスが足元に落下してしまい、ケガをするリスクのある手術室。
足の甲に穴が空いているタイプだと、穴を貫通してケガをする危険が高くなります。
また、穴が空いているタイプの靴は、血液や洗浄水がこぼれた際に靴の中に入ってきてしまう危険性も。
ケガをする危険性や、感染リスクから自分の身を守るためにも、足の甲には穴が空いていないタイプの靴を選択するようにしましょう。
疲れにくいか
疲れにくいってそんなに大事なの?
手術室って立ち仕事なんだよね。
特に長時間手術の器械出しだと、休憩中以外ほぼずっと同じ姿勢で立ちっぱなしになるから、疲れにくい靴って大切だよ。
立ち仕事の多い手術室。
特に器械出しの場合は、同じ姿勢で長い間ずっと立っていることが多いです。
その際に、足の合わない靴を履いているとどうでしょう。
ただでさえ疲れている状態に、勤務後の疲労度がさらに増すことになります。
実際に履いてみないと自分に合うかはわかりませんが、足に合わない靴や疲れやすい靴を履いていると、勤務中に足が痛くなり、業務にも集中できない可能性もあります。
ベストパフォーマンスを発揮するためにも、疲れにくい足にあった靴を選ぶようにしましょう。
ナースシューズを選ぶ際に病院に確認しておくこと
ナースシューズは院内で決まりがあることも多いから、選ぶ前に病院で決まりを確認しておこうね。
多くの病院では、看護部でナースシューズについての決まりがあることが多いです。
よくある決まりをまとめてみました。
- 色指定
- 白色など
- 種類の指定
- スニーカーのみ
- クロックス、サンダル不可など
結構厳しいところもあるんだね。
病院によって違うけど、厳しいところだと靴を探すのも大変だよね。
各病院の看護部で様々な決まりのあるナースシューズ。
ナースシューズといえばサンダルタイプを思い浮かべる方も多いですが、多くの病院ではサンダルタイプは禁止になっていることが多いです。
ナースシューズが禁止されている理由は、足の甲が露出しており、感染のリスクから考えると危険なためです。
選ぶポイントの安全性を満たしていないからだね。
クロックスタイプは病院によっては不可のことがあります。
以前わたしが勤めていた病院でもクロックス禁止の病院がありました。
クロックス禁止の病院で理由を尋ねると、「滑りやすいから危険」といわれました。
病院によって色々な決まりがあるので、ナースシューズを選ぶ前にはしっかり確認するようにしましょう。
手術室でのおすすめナースシューズ
実際にわたしも使っていたおすすめのナースシューズを紹介するね。
10年以上手術室経験のあるわたしが、ナースシューズの支給がなかった病院で実際に使っていたナースシューズと、周りのオペ看が使っていたナースシューズをご紹介します。
ナースシューズ選びに悩んでいるオペ看の方に参考にしてもらえると嬉しいです。
クロックスタイプ
手術室でおすすめなのはクロックスタイプだよ。
わたしが働いていた病院のオペ看の8割はクロックスタイプを使用していたよ。
- 汚れてもじゃぶじゃぶ水洗いできる
- 乾きやすい
- 疲れにくい
汚れた際も、丸洗いできてすぐに乾くので、翌日の業務にも支障なく使えます。
長時間立ちっぱなしでも、普通の靴のときより楽に感じます。
安全性を重視したクロックスを選ぶ場合は、医療用のクロックスがおすすめです。
\ わたしも使っていたおすすめのクロックスはこちら! /
医療用のクロックスだと、足の甲がしっかり覆われているから、安心して使うことができるよ。
カラーは、ホワイト・ネイビー・ブラックの3色展開なので、白のみの指定のある病院でも使えます。
クロックスタイプが禁止でない場合は、こちらがおすすめです。
スニーカータイプ
クロックスタイプが禁止の病院や、クロックスタイプが苦手な方におすすめなスニーカータイプをご紹介するよ。
クロックスは躓きやすく苦手という方や、病院で禁止されていて使うことができない場合もあります。
そんなときは、スニカータイプのナースシューズがおすすめです。
- 種類が豊富
- 自分に合ったものを選べる
- 個性をだしやすい
たくさんの種類があるので、他人とかぶることも少ないので、個性を出しやすいです。
足の形もひとそれぞれですが、自分に合った靴を選べるので、疲れにくく履きやすいナースシューズを探すことができます。
\ 疲れにくくておすすめのナースシューズ! /
\ コスパ良しでおすすめのナースシューズはこちら!/
ナースシューズ購入時に合わせて買っておくとおすすめな商品
長時間の立ちっぱなし、勤務中にずっと履きっぱなしのナースシューズ。
足のむくみやにおいが気になってしまう方もいますよね。
ずっと立ちっぱなしの手術だと、勤務終わった後足のむくみも気になる。
勤務中汗もかくし、足のにおいも気になるよー。
そんな悩みにぴったりの商品があるよ。
おすすめのものを紹介するね。
疲れを軽減できるグッズや、におい対策のグッズも気になりますよね。
そこで、むくみを軽減できる商品と、足のにおい対策にぴったりのおすすめの商品をご紹介します。
むくみやにおいに悩んでいる方は参考にしていただけると嬉しいです。
足のむくみ対策
勤務中立ちっぱなしのことが多いオペ看。
足のむくみに悩まされている方も多いのではないかと思います。
これはわたしが新人の頃に先輩に教えてもらったんだけど、弾性ストッキングを履くのがおすすめだよ。
弾性ストッキングにも色々種類がありますが、おすすめは医療用です。
\ 医療用のおすすめ弾性ストッキングはこちら! /
長さは、膝までの「ハイソックスタイプ」と、太ももまでの「ストッキングタイプ」があります。
足先も「つま先あり」と、「つまさきなし」のタイプから選ぶことができます。
わたしは職場で履きやすい、つま先なしのハイソックスタイプを使っているよ。
最初は履くまでに時間がかかりますが、慣れると2分もかからず両足履くことができます。
足のむくみで悩んでいる方は是非ためしてみてください。
足のにおい対策
勤務中ずっと履いているナースシューズ。
汗をかいて蒸れたりするのでにおいも気になりますよね。
そんなにおい対策におすすめの商品があります。
わたしも先輩から教えてもらったんだけど、におい対策にはすごくおすすめの商品だよ。
においが気になる靴が、使っていくうちに無臭になってびっくりしたよ。
\ 足のにおい対策におすすめ!/
両足分ケアしても1分もかかりません。
おすすめの使用方法は、においが気になる勤務終了後にケアしておく方法だよ。
勤務後に両足に1杯ずつ粉をいれてゆするだけだからすぐにできるよ。
中に入れた粉は捨てなくても、靴をはいている間に馴染んで消えてしまいます。
においが消えたあとは、毎日使わなくても大丈夫なので、1回買うとしばらく使えます。
靴のにおいに悩んでいる方には是非ためしてもらいたい商品です。
まとめ
今回はオペ看向けのナースシューズについてご紹介しました。
病院によってはクロックスタイプ禁止の場合もあるので、事前に看護部の決まりを確認してからの購入をおすすめします。
また合わせて買うと便利商品として、弾性ストッキングやにおい対策グッズをご紹介しました。
わたしも実際に使っていて、買ってよかったなと思っているグッズだよ。
むくみやにおいで悩んでいる方の参考になると嬉しいな。
手術室で働く際に毎日身につけるナースシューズ、お気に入りの一足がみつかることを祈っています。