オペ看って性格悪いの?
みんなから怖い人多いよねとかよく言われるんだけど。
全員が性格悪いわけじゃないけど、なかには意地悪な先輩とかもいるよね。
対処法を知るとストレスをグッと減らすことができるよ。
わたしが働いている病院でも、他病棟の看護師に「オペ看って怖い」とか、「オペ看って性格悪い」とよく言われます。
性格の悪い人は、オペ看に限ったはなしではなく、病棟でもどこの職場でもいます。
わたしも今まで色々な職場で働いたけど、必ず嫌な人はいたよ。
苦手な人と関わると、嫌な気持ちになったり、疲れたりするよね。
今回は、オペ看がよく性格が悪いと言われる理由の考察と、わたしが実際に体験した、意地悪な看護師の方とその対処法についてお伝えします。
オペ看が怖いといわれる理由を知りたい方、そんな怖い先輩との対処法を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
なつ
2次救急の中規模病院で働く、現役の手術室看護師です。
看護師経験は10年以上、手術室看護師歴はトータル10年になりました。
手術室看護師の観点から、手術室看護師に役立つ情報を発信しています。
手術室看護師に興味のある方、手術室看護師の方の参考になれば嬉しいです。
手術室の看護師が性格悪いとか怖いと言われる理由
オペ看が性格悪いとか怖いって言われる理由をわたしなりに考察してみたよ。
よく看護師の間でも、「オペ看性格悪い」とか「オペ看怖い」と言われます。
- 帽子とマスク姿なので目しか見えない
- 手術室は馴染みがなく、病棟と雰囲気が違いすぎるため
- 緊急手術などで急いでいると口調がきつくなることがある
- 病棟と違いすぎる手術室の業務内容を知らないから
帽子とマスク姿なので目しか見えない
まず、見た目が問題かも。
手術室では帽子とマスクをつけているから、ちょっと独特で怖く感じちゃうかもしれないね。
手術室では感染対策のため、帽子をかぶりマスクをつけています。
顔で見える場所は目のみです。
目しか見えないと、表情もわかりにくいしちょっと怖いですよね。
手術室は馴染みがなく、病棟と雰囲気が違いすぎるため
手術室ってなかなか入ることがないし、病棟とは雰囲気が違うよね。
見知らぬ場所で緊張するせいで、怖く感じるのかも。
手術室は病棟看護師からすると、あまり馴染みがない場所です。
病棟は所属の違う病棟へ行っても、病室の配置やナースステーション、トイレの場所など同じようなことが多いです。
そんな病棟に比べると、手術室って未知の世界ですよね。
手術室は学生の実習でも1日の見学実習のことが多いので、立ち入る機会も少ないです。
そんな馴染みのない場所へ、あまり慣れないオペ出し。
人間ってどちらかというと、楽しい気持ちより嫌だったときの気持ちのほうが記憶に残りやすいですよね。
緊急手術などで急いでいると口調がきつくなることがある
これはオペ看が悪いかもしれないけど、緊急手術の際とか急いでいるときは、口調がきつくなってしまうことがあるかも。
一分一秒を争うような緊急手術の際など、余裕がないとつい口調がきつくなってしまうことがあります。
周りの医師からのプレッシャー、あまり状態のよくない患者さんの容体、これからの手術で起こり得ること。
同意書が不足していたり、物品が準備できていなかったり、お互いの連携がうまくいかないこともよくあります。
そんな背景もあり、「オペ看怖い」、「オペ看性格悪い」と言われるのかもしれません。
病棟と違いすぎる手術室の業務内容を知らないから
これはわたしが病棟異動して感じたことでもあるけど、手術室と病棟では業務内容が違いすぎるんだよね。
お互いの業務内容を知らないせいもあるかなと感じたよ。
例えば手術中の電話ですが、オペ看なら誰しもが悩まされたことがあると思います。
病棟看護師も医師の指示がないと業務ができないのはわかるので、できればすぐに確認して対応したいところですが、手術には山場があるので、すぐに医師には確認できないこともあります。
そのことを病棟看護師へ説明しても、納得してくれる方もいれば、「指示がないと困るんです」と納得してもらえないこともあります。
電話対応している外回り看護師は1人です。
そのため、「今は無理です」と、術中業務優先のため電話を切ることがあります。
その対応で、「ちょっと確認するぐらいできるでしょ?」と言われることも。
実際にいた性格の悪い怖い看護師との実際の体験談と対処法
怖い先輩看護師とどう付き合って行ったらいい?
どうやって付き合っていったらいいか悩むよね。
わたしの職場で出会った怖い看護師との体験談と対処法についてご紹介するね。
どこの職場にもいる性格が悪くて怖い人。
どうやって対応していけばいいか悩みますよね。
そこで、わたしが職場で出会った怖い看護師との体験談と対処法についてご紹介します。
怖い先輩との対応に悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
悪口ばかりの看護師
ナースステーションでも休憩室でも悪口ばかり言っている先輩がいるよ。
話す内容が悪口ばっかりの人っているよね。
聞いてるだけで疲れちゃう。
ナースステーションや休憩室で、口を開くといつも悪口ばかり言っている看護師っていますよね。
わたしが働いていた職場でも、会話の内容が人の悪口ばかりの人がいました。
「仕事が遅い」とか、「やり方がおかしい」など本人がいないところで悪口を言っていました。
その看護師のことが嫌いなのかと思っていたら、ある日前に悪口を言っていた看護師と、別の看護師の悪口を言っているのを聞いてしまいびっくりしました。
そんな場面を見てしまうと、「わたしのことも言っているんだろうな」とか、その人と二人きりになると悪口を聞かさされて、「そう思うよね?」と同意を求められたりすることがとても嫌でした。
対処法
対処法としては、絶対に悪口に同意しないこと。
一緒に悪口を言うのもよくないよ。
「そういうことがあったんですね!」、「知らなかったです」など、同意をすることは避けましょう。
悪口を言う人は悪口を言ってストレスを発散していますが、聞かされる方はストレスが溜まってしまいます。
悪口を話していたら近づかないなど、悪口を聞かずに済むように離れるようにしましょう。
難癖をつけてくる看護師
わたしが確認不足だったのも悪いけど、執拗に攻めてくる先輩がいるよ。
難癖をつけてくる先輩っているよね。
ちょっとした確認不足を大げさに盛って話されたりすると、自分でも反省しているのに、余計落ち込むよね。
何かと人のミスに厳しく、執拗に攻めてくる先輩ってどこにもいますよね。
ミスをしたときは自分でも反省して気をつけようと思っているのに、なんども過去の話を蒸し返してきたり、より大げさに周りに話したりされると、嫌な気分になりますよね。
時には、「物品を戻す際の場所はあっているのに置き方がおかしい」とか、「箱を捨てる時に破って捨てないのはおかしい」などとちょっとしたことに言いがかりをつけてくるような人もいます。
対処法
対処法としては、距離を置いたり、他の人としっかりコミュニケーションを取ることが大切だよ。
その人と関わらないようにすれば難癖をつけられることもありません。
でも仕事で一緒の先輩だとずっと関わらないようにするのは難しいですよね。
そういうとき、信頼できる先輩などと普段からしっかりコミュニケーションをとっておきましょう。
難癖をつけてくる人は、言いやすい人をターゲットにしていることが多いです。
そのため、周りの人が助けてくれるようになると、難癖をつけてくることが減ってきます。
普段から周囲の人とコミュニケーションを取るように心がけていきましょう。。
人によって態度を変える看護師
なんかわたしにだけ他の人と態度が違う看護師がいるんだよね。
どうしたらいい?
人によって態度を変える人ってどこにでもいるよね。
なんでわたしだけって思うと嫌な気持ちになるよ。
人によって態度を変える人ってどこにでもいますよね。
「なんでわたしだけ?」って思うと、嫌な気持ちになってしまいます。
わたしが過去に勇気を出して別の先輩に相談したとき、「あの人がそんなことするはずないよ」、「ちょっと機嫌が悪かっただけじゃない?」と流されてしまったことがあります。
対処法
対処法としては、距離を置くことと、2人きりにならないことだよ。
でも、職場の先輩だとずっと距離を置いて関わらないということは難しいですよね。
他の方には人当たりが良いと思われている先輩の場合、周りに人の目があるときつい態度を取らなくなります。
わたしも人によって態度を変える先輩がいた際は、なるべくその先輩より上の立場の先輩の近くで対応するようにしていました。
驚くぐらい2人きりのときと比べると態度が違うのでとても効果的でしたよ。
まとめ
今回はオペ看が怖い、性格が悪いといわれる理由についての考察と、そんな先輩との体験談を踏まえた対処法をお伝えしました。
どこの職場でもいるように、残念ながら怖い人、性格の悪い人はオペ看のなかにも存在します。
そんな先輩との対応はストレスが溜まりますが、なるべく対処法をみつけてストレスを軽減できるといいですね。